どうも、20代で注文住宅を建てました、すみトマト ( sumi_tomato )です。
吹き抜けがある家って、なんだかカッコよくて憧れますよね。
でもなんだか空間が広くて、空調の効率が悪そう。
実際に吹き抜け・勾配天井を採用してわかったメリット・デメリットを紹介していきます。
クリックできる目次
勾配天井とは
勾配天井とは、その名の通り、天井が屋根の形に沿って、くり抜かれている天井のこと
吹き抜けは、本来、天井裏のスペースとしてある空間を居住空間につなげて、空間の開放感をアップさせてくれます。
平屋では吹き抜けが採用できないので、開放感アップのために、勾配天井を採用するケースがあります。
つまり勾配天井は、吹き抜けの平屋バージョンといったところ。
もちろん2階建ての家にも勾配天井は採用ができるよ
わが家の吹き抜け・勾配天井の実例
わが家では、平屋のリビングとダイニング部分を勾配天井にして、吹き抜けを演出しています。
勾配天井にした面積は、約26.5m2 であり、16畳分のスペースの天井を吹き抜けにしました。
屋根の勾配を5寸勾配にしたことで、天井の1番高いところの高さは、約4.6mとなっています。
とっても開放的な空間が実現できて、満足しています。
水平方向に1m 進んだとき 垂直方向に0.5m立ち上がる勾配の角度のこと
部屋全体の雰囲気を見るには、WEB内覧会をごらんください
勾配天井のメリット
勾配天井を採用してわかったメリットを紹介してくね。
開放的な空間を演出できる
勾配天井を採用するメリットは、やはり 空間が広く感じること です。
実際に空間が広くなっているので、開放的になるのは当たり前ですが、その体感はやはり違います。
住んでみないとわからないほどの魅力を感じること ができますよ
梁を見せることができる
勾配天井にすることで、構造上の梁を見せることができます。
デザイン的に梁を見せたくて、わざわざ現わし梁というオプションを付ける方もいるくらいです。
梁が見えるのって、なんだかカッコよくないですか?
天井高を上げるよりも安価
住友林業では、天井高を標準の2450mmから上げることが可能です。
しかし天井高をあげるとういうことは、それだけの費用がかかるということ。
勾配天井は、部分的に天井高をあげることができるので、フロアすべての天井高を上げるよりも、費用を抑えることができる可能性 があります。
吹き抜け・勾配天井のデメリット
勾配天井を採用してみてわかったデメリットを紹介していくね。
照明計画が難しい
勾配天井を採用すると、照明計画に頭を悩ませます。
天井が斜めになっており、空間が広くなっている分、どこに照明をつければ空間をまんべんなく照らすことができるのか、入念な照明計画が必要です。
我が家の場合は、天井部分の照明は、天井の勾配に沿ったダウンライトを取り付けました。
勾配天井の立ち上がり部分は、折り下げ天井にして、間接照明を取り付けています。
わが家の照明計画はインテリアコーディネーター ( IC ) さんの提案でした。
インテリアコーディネーターは、部屋に合うインテリアを選んでくれるだけでなく、照明計画も担当してくれます。
おかげで、家の中が暗いと感じることはありません。
冷暖房効率が落ちる
空間が広くなっている分、冷暖房効率が落ちることは間違いありません。
空調はエアコンを使っていますが、エアコンだけではパワー不足に感じることもあります。
天井部分に、シーリングファンをつけたり、サーキュレーターを稼働させるなどして、空間内の空気の循環をさせることが必要となります。
わが家の場合、エアコン1台では、パワー不足となることを心配して、エアコンを2台体制にしております。
屋根裏 スペースの有効活用ができない
吹き抜けや勾配天井や吹き抜けは、本来、屋根裏としてあるスペースであったところを、居住空間として活用します。
屋根裏のスペースは収納として、設けることができるので、収納不足の解消できるのですが、勾配天井を採用するとできなくなります。
天井部分にいる虫が気になる
吹き抜けや勾配天井の手の届かないところに、虫が歩いていることに気づくことがあります。
普通の天井高であれば、手の届く範囲であれば、虫の退治することは容易です。
しかし 天井高が高くなると、全く手が届かないので、諦めるしかありません。
メンテンス費用がかかる
天井が高くなった分、照明器具などのメンテナンスに手間がかかります。
工事中も室内に足場運んで、工事をしていたので、この費用は否めません。
吹き抜け・勾配天井の採用の理由
吹き抜け・勾配天井についてまとめてみましたが、正直、コストパフォーマンスが低く、デメリットが多いと感じると思います。
しかし我が家は、空間の開放感を重視して、お家づくりを勧めてきました。
『勾配天井を採用しなかったことに後悔したくない』 ということが、採用の一番の理由です。
開放的に過ごすという意味では、とっても満足しています。
多くのデメリットを差し置いても、開放的になるというメリットが勝っています
開放的になるメリット > デメリット何十個
お家づくり中で、吹き抜け・勾配天井の採用を悩んでいるのであれば、ぜひ採用することをおすすめします。
採用しないと、この開放感は味わえませんよ
吹き抜けにすると、空間が広くなるぶん、空気の乾燥が気になります。
大容量加湿器を使うことで、冬場の乾燥をのりきることができましたので紹介します
当ブログの管理人すみトマトの家のWEB内覧会 やってます!ぜひお立ち寄りくださいませ〜
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外構工事のこと、お忘れではありませんか?
家というは、外構あってのものです。
住友林業では外構工事は住友林業緑化が提携しておりますが、わたしは依頼しませんでした。
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